ひと言集

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平成21年7月21日

7月のことば

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「思い込み」

 「この傘雨漏りして役にたたん!」と大声でさしていた傘を庭に放り投げました。帰宅した夫はひどく不機嫌だったそうです。

 その日の朝夫が出かけるとき「夕方は雨になるようですから傘を持って行った方がよいですよ」と妻が口添えをしたそうです。案の定夕方から雨が降り出しました。最寄の駅に着いた夫が傘をさして自宅に向かいましたが、その傘は雨漏りがひどくてびしょ濡れになってしまいました。「こんな役に立たない傘を傘立てに置いておくとは許せん」と妻に当たったようです。

 庭から拾ってきた傘は妻が最近買ったばかりの黒いレースの日傘だったそうです。

 レースの傘は持った時に手触りで分かると思いますが、傘立てにささっているものはみんな雨傘という「思い込み」があったのでしようね。

 「思い込み」と言えば誰にでもあると思います。通勤者で込み合っている駅の改札口、カードをタッチしたら「ブー」「何、この機械壊れている?」と憤慨して駅員に苦情を言いました。カードをチェックした駅員「90円しか入っていませんよ」

 機械を疑う前に自分の「思い込み」に気づけばよいのに何回も同じようなことを繰り返します。

 「思い込み」も私的なことならよいけれど仕事の場面での「思い込み」は如何なものでしょう。よくあることは「あの人頑固よ」とこちらの思い通り行かない時に相手を批判してしまうことです。相手が頑固だという「思い込み」をしていませんか。相手を思い通りにコントロールしようと思うこちら側のほうが「頑固」だと言うことに気づきたいものですね。