ひと言集

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平成23年10月24日

10月のことば

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「身近な節約」

 「あのー、書類出ていませんが」「出したはずですが?」こんなやり取りが何回かあった。自分では手落ちなくしっかり行動しているつもりだが・・・住居が変わってしばらく混乱していた。

 引っ越し前の生活を一切変えないつもりだったが、思いがけないことで困惑する。便利に使っていた食洗機がない。一人分だから手で洗ってもなんてことはないが、長いこと布巾で食器を拭くということをしていなかったので布巾がない。そうだ紙布巾で拭けばよいではないかと思い何日か使ってみた。

 40年も前のことだが「テッシュペーパーを沢山使う人が文化人だ」と言った人がいた。もったいない、馬鹿げている。と思ったが反論はしなかった。紙布巾を使っていて、ふとそのことを思い出した。「そうか、今なら布の布巾を使うより紙布巾を使う人の方が文化人ということになるのか?」

 物のない時代に育った私は「もったいない」とか「節約」という言葉にはなじみがある。3月11日の東日本大震災後、日本中の人が節電に始まってあらゆることに「もったいない」と節約ムードが広まってきた。

 小春日和の爽やかな日、「そうだ食器は拭かないで陽に干せばよいではないか」こんな簡単なことをなぜ思いつかなかったのだろう。便利な文化的?な生活に慣れてしまった。幸い大きな籠を持っていたので食器、鍋、まな板までそのかごに入れてベランダに干した。今では食器を洗ったスポンジ、歯ブラシに至るまでお天道様のお世話になっている。

 朝日に両手を合わせて拝んでいた母の姿を思いだしながら・・・