ひと言集

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平成25年7月18日

7月のことば

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「挨拶」

 酷暑の日が続いておりますが皆さまお元気でお過ごしでしょうか。今日は挨拶について先ごろ感じたことを述べてみます。

 初めてお目にかかる方には「挨拶をする」これは当たり前なことですね。特に病院や施設は不特定多数の職員が出入りします。入院や入所された方にとっては慣れない環境に加えて、施設での決まりや予定などスタッフの説明を聞いて、その時は解ったようでも記憶の整理ができなくなることがあります。

 今月の初めに簡単な手術を受けるために1泊入院をしました。担当の看護師が新人看護師と共に挨拶に来て、手術の予定と経過、明日の退院までの予定を説明していきました。簡単な手術を済ませ、夕方まで安静に過ごしていました。担当看護師は度々訪問してくれました。夕方の交代の時も挨拶に来ました。入れ替わりに夜勤の看護師が挨拶に来ました。

 5人部屋でしたから、他の入院者のところにもそれぞれの担当者が必要に応じて訪問しケアをしていく様子がカーテン越しに伺えました。どのスタッフも丁寧で温かみの感じられる言葉づかいでした。ここの病院への入院は10数回になりますが、行き届いたスタッフ教育に毎回感心していました。

 始めの頃の入院時は必ず看護師長が挨拶に来ました。看護師長が不在の時は副師長が来ることもありましたが。ところが最近は師長も副師長も全く挨拶に来なくなりました。多分勤務交代で人が替わったのだと思います。

 たまたま私の前のベッドに明日手術をするという高齢の女性が入院してきました。スタッフが手術後に使用するものなどご家族に説明していることから、大きな手術で日数もかかるように思えました。担当スタッフが手術前の記録に添って丁寧に説明し、分からない事があったらいつでも尋ねてください。と言いその後も何回か訪問し不安がないかなどと尋ねていました。スタッフの対応は素晴らしいのに、看護師長(不在なら副師長)は当日も翌朝も姿を見せませんでした。

 担当スタッフ、医師、その他の職員が訪問してそれぞれの説明をしていましたが、入院患者とその家族にとっては、病棟を管理している看護師長が挨拶に見えないということは不安ではないでしょうか。交代勤務の職場では今日いたスタッフが明日いるとは限りません。

 病院、施設いずれの場所でもフロアの責任者が入院(入居者)にきちんと挨拶をすることが、慣れない環境の中で不安な患者(入居者)と、ご家族に安心を与えることになると私は思います。