ひと言集

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平成25年8月20日

8月のことば

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「一人遊び」

 猛暑の中にも朝夕の風に秋の訪れを感じるようになりました。夏休みは楽しまれたでしょうか。

 仕事や遊びに出かけることが大好きな私は、少し暇ができると何をしたらよいのか迷い、だらだらと1日を過ごしては自己嫌悪に陥ってしまいます。やることは沢山あるのに自分のことは億劫で先延ばししています。

 今年は思い切って挑戦することにしました。長年抱えていたペチコートの裾(約3メートル)にレースを付けること、純白の上着(似合わない)を紅茶で染めること、床のワックスがけなどなど・・・これらのことを楽しく丁寧にするために、1人2役を思いつきました。縫製工場の工場長とお針子という役割、染物屋の社長と職人という具合です。

 以前から独り言の多い私ですが、工場長「縫い目は揃えて丁寧に縫いなさい」「はい、工場長」と「これでは製品として出せません」「はい、すみません。疲れたので休憩をとっても良いでしょうか」「納品まで時間がありません。休んでばかりいたらいつ出来上がるか分からないでしょう」「はい、すみません」という具合です。

 ペチコートの裾には2重にレースを付けて自慢できるほどの上出来映え。上着は少しむらになったが薄い紅茶色に染まったので初秋に着られそう。そうだ友人に自慢しよう「え!あなたがやったの?」と驚くようすを思うと浮き浮きした気分になりました。

 自由に歩けて行きたいところに行き、会いたい人に会い、やりたいことが出来る幸せをいつも感謝して過ごしていますが、いつか自由に出かけることが出来なくなる日が来るかも知れません。そんな時「一人遊び」が出来るように今から準備をしておこうと今年の夏は思いました。