今月のひと言

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2020年8月5日

8月のことば

2020年8月の画像

「新しい生活」
陸橋から下を見下ろすと貨物を積んだトラックや自家用車、バイクなどが勢いよく飛ばして行く。東名高速道路は上り下りとも車が絶えまなくビュンビュンと音を立てて行きかい、ここだけが活き活きとしているように見えた。

 新型コロナウイルスの蔓延により緊急事態宣言が出てから、親しい人と会っても、タッチや握手、まして抱擁などとんでもない。言葉かけも最小限で、あれほど大切にしていたコミュニケーションを抑えた生活が続いている。街はマスクをした人々が無言で行きかい以前から思えば非日常的な生活である。

 終日家の中で過ごすことに慣れていない私は、毎日をいかに過ごすか困惑した。長い間私の手帳は真っ黒に書き込まれて、空白の日は週1回くらいだった。此れは仕事を始めた当初からのような気がする。ともかく忙しいことが好き?苦にならなった。夜勤をしていたころは、夜働いて、昼も働くことで、1日が倍近くなるようで、得をした気分だった。夜遅く寝て、朝早く起きる。ゆっくり眠るのは、あの世に行ってからで十分と最近まで思っていた。
 ところが、コロナウイルスの感染を恐れて自粛生活が始まった。何もかもが止まった感じだった。様変わりした街の様子が報道された。当初は急に変わった生活、その退屈さに耐えられなかった。することも,できることも沢山あるのに何も手につかない。ますます退屈の中に沈んでいった。

 季節が変わり様々な報道に振り回されながらも生きていかなければならない。自粛生活によって失われたものも多いが、ここで身近になってきた機器を使用してのコミュニケーションや仕事など、世の中はコロナウイルスと共に生きる方向に行っている。日本だけではない。世界中の流れが変わってきている。
新しい生活を取り入れていくことは容易でないと思うが、退屈から這い出すには唯一の方法になると思う。

ご挨拶: 長い間「今月の言葉」を続けてまいりましたが、今回をもって終了いたすことになりました。

つたない文章をお読みいただき、時には感想をお寄せいただいたことに感謝いたしております。ありがとうございました。
皆様のご健康とご活躍を心よりお祈りいたしております。

なお、介護相談は今後も続けてまいります。相談先は次の通りです。
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